【FPS低下・カクつき】それ、ドライバーが原因かも?安定版は571.96 / 566.36 + ダウングレード手順も解説(NVIDIA)

※当記事は NVIDIA GeForce を対象としています。AMD とは挙動が異なる場合があります。
最近ゲームをプレイしていてよくカクつく、クラッシュすることありませんか? その原因のひとつとして、GPUドライバーのバージョンがプレイしているゲームと相性が悪いケースがあります。 自分では更新した覚えがなくても、 過去に自動で推奨バージョンを選んで更新していたことが原因になっていたり、 Windows Update の設定によっては、汎用ドライバーに置き換わる場合もあります。(こちらは稀) 今回は、そんな 「ドライバーが原因で起きる不具合」 について深堀りしていきます。 先に結論を出すと、
現在最も安定しているバージョンは 571.96 / 566.36
最新版ではなく、安定版にバージョンを戻すことで、 FPS低下・遅延・クラッシュ対策になる可能性があります。 注意点などもこの下で説明しますので最後まで見てから実行してみてください!
571.96 / 566.36 が安定と言われる理由
では、なぜ最新よりも「571.96 / 566.36」のほうが安定すると言われているのでしょうか? GPUドライバーには「新機能を優先して進化する性質」があります。 この性質が、私たちが普段プレイしている 既存のゲームやeスポーツタイトルとの相性 に影響してしまうことがあります。 ここからは、安定版が、 “今のゲーム環境で有利になる理由” を具体的に解説します。
なぜ GPUドライバーは “最新=最適” ではないのか?
① GPUドライバーは“新作ゲーム対応が最優先”で作られている
GPUドライバーの更新には、
- 新作ゲーム向けの最適化
- 新機能(DLSS / Reflex など)の追加・改善
- 特定タイトル向けの修正
などが毎回含まれています。
つまり、未来のゲームに向けて作られ続けているソフトウェアです。 一方で、私たちが遊んでいる 既存のeスポーツタイトル(VALORANT / Fortnite / Apexなど)は、最新機能を前提として設計されていません。
② 新機能最適化が、既存ゲームに“悪影響”を与えることがある
最新ドライバーは、新たな技術に最適化されていきます。
- DLSS 3 / Frame Generation
- 最新API(DirectX12依存)
- レイトレーシング性能
- NVIDIA Reflexの調整
しかし、eスポーツタイトルの多くは DirectX11 / UE4 や軽量処理が前提 で動いています。 この差によって、
- フレームタイムが乱れる
- 入力遅延が増える
- FPSが突然落ちる
- メモリリークやクラッシュが発生する
といった不具合に繋がりやすくなります。 「新機能に合わせた処理が、古い設計のゲームでは“足かせになる”ことがある」 という事です。
あほっち
ゆゆっちさん!
フレームタイムってなんですか?
・フレーム1枚を描画するのにかかった時間のことだよ!
これが大きく乱れると、カクつき(スタッター)やFPS低下につながるよ!
ゆゆっち
あほっち
なるほど、FPSの低下につながるのかぁ
もう一つ、メモリリークってなんですか?
・本来なら消えなきゃいけないデータが、メモリにたまり続けちゃうことだよ!
必要でなくなったデータが居座るせいで、必要なデータが入れなくなって、動作が重くなったり、
スペースが使い切られると、最悪クラッシュの原因になることもあるんだ!
ゆゆっち
あほっち
なるほど…
クラッシュにつながるなら、なおさら安定版を使ったほうが安心ですね!
そうだね!
だから、今のゲーム環境に合った “安定しているドライバー” を選ぶのが大事なんだ。
安定版にするだけで、長時間プレイでもパフォーマンスが落ちにくくなるんだよ。
ゆゆっち
POINT
💡余談ですが… 長時間プレイによるメモリリークが気になる場合は、PC再起動でリセットできます。 ただし根本対策はドライバー側なので、まずは安定版を使うことをおすすめします。
③ “成熟した安定版”が最も競技向きになることがある
GPUドライバーは、リリース直後よりもある程度使われたあとに安定していくことがあります。 時間が経つことで、
- 不具合の情報が集まる
- 修正が進む
- 問題点が取り除かれる
といった流れを経て、そのバージョンが “成熟” していきます。 この状態こそが、いわゆる 「安定版」 と呼ばれる段階です。
そして現在、571.96 / 566.36 が安定版として注目されているのは、
- 古いタイトルとの相性が良い
- 競技向けゲームで不具合が少ない
- 最新機能による不安定化が少ない
という理由からです。 つまり「今のゲーム環境では安全な選択肢」といえます。
INFO
最新ドライバー = 新作ゲーム・新機能向け 安定版ドライバー = 既存ゲーム・競技向け
特に VALORANT / Fortnite / Apex Legends などのeスポーツタイトルでは、
- フレームタイムの安定
- 入力遅延の軽減
- クラッシュの回避
がそのまま「勝敗に直結」します。 そのため、現行のeスポーツ環境では571.96 / 566.36 の安定版が有利と言われるようになりました。 ここまでの内容は「なぜ安定版が有利なのか」という理論的な側面でした。 では実際に、安定版にすることでどのような変化があるのでしょうか?
実際に安定版にするとどうなる?
本記事では 571.96 / 566.36 を “安定版ドライバー” として紹介しています。 特に 566.36 は、海外フォーラムや国内ユーザーでも声が多く、 「安定している定番のバージョン」 としてよく挙げられています。 一方、571.96 について国内で推している情報は、現時点ではほとんどありません。 しかし、筆者の環境では長期間安定しており、別環境でも同様の改善が確認できたため 本記事では “有力な安定版のひとつ” として紹介しています。
実際の改善例
571.96 より新しいバージョンを使っていた 3 台の環境に対して、 ドライバーを 571.96 に統一して検証を行った結果、 いずれの環境で試しても、プレイ中の カクつきや突発的なFPS低下が減る傾向 が見られました
- GTX 1660 SUPER / Windows 10 / Intel 第11世代
- RTX 30シリーズ / Windows 11 / Intel 第14世代
- RTX 40シリーズ / Windows 11 / Ryzen シリーズ
幅広い世代・構成で改善が見られましたが、環境によっては結果が異なる場合もあります。
海外フォーラムでの報告
海外フォーラムでは、571.xx 系(571.57)が 566.36 系より高いパフォーマンスを示した例も投稿されています。 特に RayTracing + DLSS 使用時には、最大 5〜11% 程度向上したという報告が見られます。 では、実際に 566.36 より新しく、競技向けとしても有力な 571.96 を導入する手順 を見ていきましょう。
WARNING
⚠️ 注意事項 本記事で紹介している安定版ドライバー(571.96 / 566.36)は、 従来の GeForce / NVIDIA TITAN GPU を含め、幅広い世代で利用されていますが、 本記事では主に GTX16〜RTX40 世代での動作報告・検証結果をもとに解説しています。 ※ GeForce 50シリーズ(例:RTX 5070 / 5080 など)では、 実際にインストールできないことを確認しています。
安定版ドライバーへのダウングレード方法
ここからは、GPUドライバーを 安定版へ戻す手順 を解説します。
事前準備①:安定版 GPUドライバー(v571.96)の準備
まずは、安定版として紹介している GPUドライバー v571.96 を事前に準備します。 571.96 は、通常の GeForce ドライバー配布ページには現在掲載されていないため、 CUDA Toolkit の配布ページ経由で入手します。 以下の URL から、NVIDIA 公式ページを開いてください。 https://developer.nvidia.com/cuda-12-8-0-download-archive↗ このページからダウンロードできる CUDA Toolkit 12.8 には、 GPUドライバー v571.96 が含まれています。 --------------------------------------- v566.36のダウンロードリンクはこちら https://www.nvidia.com/en-us/geforce/drivers/results/237719↗

ページを開くと「Download」ボタンが表示されるので、 そちらをクリックしてダウンロードを開始してください。
これで、ドライバーの事前準備は完了です。
手順①:GPUドライバーのクリーンアンインストール
次に、DDU(Display Driver Uninstaller) を使用して、 現在インストールされている GPUドライバーを セーフモードで完全に削除します。 DDU を使ったドライバー削除の詳しい手順については、 以下の記事で解説しています。

上記の記事を参考に、 「削除手順②」まで実行し、再起動後にこちらの記事へ戻ってきてください。 次の手順では、 事前に準備した安定版ドライバー v571.96 をインストールしていきます。
手順②:安定版 GPUドライバー(v571.96)のインストール
DDU を使用して GPUドライバーの削除が完了し、 再起動後に Windows が通常起動した状態になったら、 事前に準備しておいた 安定版 GPUドライバー v571.96 をインストールします。

1.「cuda_12.8.0_windows_network」をダブルクリックして起動します

2. CUDA Setup Package の画面が表示されたら、 「OK」をクリックします

3. License Agreement が表示されるので、 「AGREE AND CONTINUE」をクリックします

4. インストール方法の選択画面(Options)が表示されたら、 「Custom(Advanced)」 を選択し、「NEXT」をクリックします

5. コンポーネント選択画面で、 「CUDA」のチェックを外し、そのまま「NEXT」をクリックします
6. 自動的にインストールが開始されます インストール完了後、「閉じる」をクリックします 7. PC を再起動してください これで、安定版 GPUドライバー(v571.96)のインストールは完了です。
まとめ:安定版ドライバーは「競技環境を守る選択肢」
- GPUドライバーは「最新=最適」とは限らない
- 特にeスポーツタイトルでは、安定性が最優先
- 571.96 / 566.36 は、既存タイトルとの相性が良く、フレームタイムの安定やクラッシュ回避につながるケースが多い
- v571.96 は公式ドライバーだが、CUDA Toolkit 経由でのみ入手可能
- すべての環境で効果が出るわけではないため、
事前準備と注意点を理解した上で導入することが重要 FPSの安定は、プレイの快適さだけでなく「勝率」にも直結します。 最近カクつきや不安定さを感じているなら、 一度ドライバー環境を見直してみるのも有効な手段です。
ゆゆっち
プログラミングやサーバー構築といった技術系の記事を中心に、
ジャンルを横断して楽しめるブログを目指しています。